2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
2007-04-30 パングロスのパラダイム SJ GOULD -- PANGLOSSIAN PARADIGM 2007-04-29 エルンスト・マイヤー語る ERNST MAYR TALKS 2007-04-28 やさしい解説 LES EXPLICATIONS FACILES 2007-04-27 エルンスト・マイヤー ERNST MAYR 2007-04-26 心の翼 LES AILES…
先日読んだ 「『狂い』 のすすめ」 の中に、あれっと思う論理の展開があり、引っかかっていた。それは簡単に言ってしまうと、病気があるのは医者がいるからだ、というものである。昨日、コピーしておいたステファン・J・グールドとRC・ルウォンティンの1979…
連休に、進化生物学の巨人エルンスト・マイヤーのお話を聞く。 ERNST MAYR このサイトでは他の多くの偉大な科学者のお話も聞ける。例えば、 Sydney Brenner Francis Crick Renato Dulbecco Gerald Edelman John Maynard Smith Christian de Duve François Ja…
ものごとをやさしく解説するというのがよいとされているようだ。だれにでもわかるように、とあらゆるものがうるさいくらいに丁寧に説明されるようになって久しい。説明する方もされる方も幼児化しているようだ。この流れが本当によいのだろうか。そうは思え…
先日コピーしておいたこの方の科学における原因と結果についての1961年の論文にザーッと目を通す。その中に生物学を大きく機能生物学 functional biology と進化生物学 evolutionary biology に分けて、前者は生物学的現象がどのように起こっているのか (ho…
先日、T氏が私のこと形容する次の一節に接した時、不思議な感動が襲っていた。その言葉は、「この方は心に翼を持っており、・・・」 というもの。失礼ながらT氏がこのような詩的な表現をする方だとは思いもよらなかったために、意表を衝かれたのがひとつ。…
今日は依頼されていたフランス語訳をひとつ終え、パリの大学の哲学コースに出ている参考文献を見ながら、興味深いものについてコピーしたり注文したりしていた。知りたいという強い思い、あるいは未知なる地平への憧憬が溢れて止まらない。
先月、パリ訪問の際に不思議なことが起こったことはすでに触れた。朝起きて1時間足らずの間に、十数句が迸り出てきたのである。その時の句をフランス語に直してみた。先月お会いしたR様のコメントも参考にしながらの作業になったが、最終的な判断は私のもの…
旅に出て帰ってくると、どこか変わっていることに気付く。それを観察するのが旅の楽しみのひとつになって久しい。画家がものをじっくり見るように、旅の前後の自分を目の前に取り出して、眺め比較する。どこからその楽しみが来るのだろうか。おそらく、自ら…
蔵王の山の中 400年以上前に開かれた湯元がある 伊達藩の御殿湯だったという 伊達政宗なしにはありえなかった仙台の町から車で案内される 山の斜面につくられた宿 その急な階段を上り部屋に入る デカルトの言葉に耳を澄ます 彼の声が何と素直に入ってくるこ…
何気ない日常の中からは、自分に跳ね返ってくるもの、自分を突き動かすものは生まれてこない。自分を変えるものには出会えない。そのような状況では、端から自分を変えようなどとは思わないからだ。自分の存在が危うくなる時にしか、自分の中にある何かは顔…
ドキュメンタリー (DVD) 翻訳の監修の仕事を終える。実は、すべてを訳し直す作業を終えた。いつものことだが、締め切りになるまで盛り上がらず、今回も苦労した。今は何となく解放された気分である。T氏に声をかけていただき、明日から3日間ほど旅に出るこ…
このところ、フランス語とのお付き合いが非常に濃くなっている。目が飛び出し、息が詰まるほどである。翻訳の依頼が重なっているのとDVDの翻訳の監修依頼まで届いてしまった。監修の方は専門用語だけのチェックを予想して引き受けてみたものの、読み出すと本…
以前に読んだマブソン青眼さんの本 「一茶とワイン: ふらんす流俳諧の楽しみ」 で比較文学について触れているところがあり、仏版ハンモックで paul_ailleurs となっているこの方の言葉が引用されている。残念ながら、原典を確かめることができなかったが、…
今日も雨が続いている。 まだ周りの様子がよくわからない中、アメリカの懐に揺られていたボストン時代。 映画の中によく身を委ねていたことを思い出す。 そして今 "A Star is Born" のテーマソング Evergreen が頭に浮かんできた。 Barbra Streisand と Kris…
雨模様の月曜日、帰りに本屋に入る。ひろ さちや氏の 「『狂い』 のすすめ」 が並べられている。「人生に意味なんてありません。」 という帯の言葉に惹かれて読み始める。私が最近感じている 「何かのために生きるのではなく、生きるために生きるのが人生」 …
昨日の解放感を引きずりながら、先日ミコ様から教えていただいたこの映画を見てみようという気になり、恵比寿まで出かける。 「パラダイス・ナウ」 "Paradise now" 自爆テロを命じられた二人の幼馴染がテロ実行に至るまでに潜る心の葛藤を描いている。その過…
この1週間ほど待つ身を託っていたが、本日遂に解放され、のんびりとした週末となった。しかし後半には、tanguilhem様からの貴重なコメントからフランス語の勉強をすることになった。それは以下のようなことである。 私の記事に、「パスカルに自分を見る」 …
数日前の通勤時、結び目が見える何の変哲もない細いゴム製の黒いバンドが道端に落ちているのが目に入り、駅の構内でも同じものを見つけ気になっていた。そして今日、同じ道端で少し位置はずれているもののそれがまだ残っていることを発見。それを見た時、あ…
今日は先日依頼された推薦状を書き終える。そして今取り掛かっている案件の必要書類の到着を待つ。しかし未だ来たらず。少しだけ苛々する。落ち着かないと言った方がよいだろう。通り過ぎないとすっきりしないのは、いつものこと。 移動中にデカルトの 「方…
今日の午後、K大学へ講義に行く。若者に話し掛ける久しぶりの機会である。本題が終わったところで少し時間があったので、ここで止めてもよいかと係の先生に聞いてみると首を横に振っている。それでは、ということで最近よく話すことになっている科学を外か…
今朝の通勤時、下を見ながら降車した。その時、深紅の革靴が目に入った。男物だったので視線を上げると、その靴を履いている主は口髭に白いものの混じった中年男性で、まさにこれから仕事だ、という感じの普通の印象の人である。この方、一体何をどのように…
今日はハンモックの気分から少しだけ逸れてしまった。以前に研究室に在籍したW君が学会に参加する前に途中下車、訪問してくれた。キャリアの面から言うと、これから大変な時期を迎えるのだろう。私がボストンで研究していた頃、そこのボス的存在だったBB博士…
今日はこれからどのようなことをやりたいのかをフランス語でA4用紙で2-3枚にまとめるという作業をする。私の場合文型の蓄えがないため、フランス語で直接書くとすれば相当時間がかかる。今回は、まず日本語からフランス語にもっていこうとしたが、日本語では…
今日は午後からDALF-C2のディプロムをもらいに日仏学院まで出かける。この界隈は久しぶりだ。院内には私の面接を担当した先生の姿や新学期を迎える晴れ晴れとした人たちを認める。それから北の丸公園の辺りまで散策。特に当てもなかったのだが、終りかけの桜…
3月にある日、午前中に仕事を終え、パリ郊外のモントロイユ Montreuil に向かった。終点の前の方が町の中心のようであったので、クロワ・ド・シャヴォー Croix de Chavaux で降りる。そこから Rue de Paris に沿ってパリ方面に歩く。それから、殺風景なRue E…
フランスからの便りは、大げさに言えば私の望みを満たしてくれそうな器のように感じる。しかしそれは行く先の見えない道であり、山あり谷ありの全く予想できない道になるかもしれない。それだけに、その道にこの上ない魅力を感じるのだ。そういう訳のわから…
今日のメールを見てみると、大阪のY氏とは3-4回、仙台のT氏とも3-4回のやり取りをする。それにパリから新たに3通の便りが入っていた。何かが少しずつ動き始めているということだろうか。この動きが確かなものなのかどうかはまだわからない。以前にもこのよう…
2003年7月だから、今からもう4年も前になる。その日、用があってパリのある建物の中に入った。そしてその部屋の窓の扉を開け、外の小さな庭を見下ろした時、自分を包んでいるすべてが今までに感じたことのないほど美しく見え、精神が解放されたことを思い出…
週末、風の中を歩いたせいか花粉が再燃しピークを迎えている。こういう体調の時には、人間の進歩に向けて汲々としている姿やその結果もたらされるものに全く感じなくなる。美しく見えなくなるのだ。人には必要不可欠なものだけあればよい、それにしても必要…